第75回

洗濯と両替えとミーティング HARD KARAOKE TOUR 2004 Part.5

 5/18は正午ごろ起床。カナダドルの両替えとたまった洗濯物の処理、を今日の課題とする。まずは洗濯物を持ってランドリーへ。NYでは自宅に洗濯機を買うという習慣はなく(金持ちは知らないが)、ほとんどすべての人が街中のあちこちにあるコインランドリーを利用している。洗濯物を入れて機械の上部に洗剤を入れ、Quarterのコインを7枚入れて、マシンを動かす。15分ほどで終わるので、その間に銀行に向かう。窓口はたくさんあるのだが職員が少ないので、しばし待つ。こちらの銀行は窓口が防弾ガラスで完全に覆われており、窓口下にかろうじてお金が通るだけの隙間があるだけなので、そこから弾を打ち込み全員を威嚇し、かつその隙間から時間をかけて大量のお金を受け取る、という手順が銀行強盗には必要となりそうである。順番が来たのだが、どうやらここではカナダドルの両替えはできない模様で、CITIBANKに行けと言われる。とりあえず洗濯で大量に必要となるQuarterのコインへの両替えだけはしてもらい、3ブロックほど歩いたところでCITIBANKを発見する。が、ここでも外貨の両替えはできないそうで、結局Broadwayの方にあるという銀行の住所を教えられる。
 ランドリーに戻り洗濯物を乾燥機に入れる。乾燥機はQuarter1枚で9分回るので、そのまま向かいにあるテイクアウトのChineseの店へ。Pork Garlic Sauce with White Rice(B5ぐらいのパックの半分ぐらいまでご飯が入り、もう半分に豚肉と白菜をガーリックソースで炒めたものが入っている)を買い、ランドリーのベンチで食べる。乾燥が終わったか確認するがまだ生乾きなので再度回す。結局合計27分回して帰宅。カナダ編をやりつつ思いついたセットリストがあったので、持参したHDRで編集作業を行う。Zacのヘッドホンコレクションを借りたのだが、モノラルのヘッドホンも半分ぐらいあった。用途がよくわからない、、、その後はスーパーやDeliでビールやインスタントラーメンを買ったり、Daiquiriのメンバーも含めてZac所有の鳥肌実のDVDを観たりして、のんびりと過ごす。
 5/19は9時ごろに起きて前日買ったラーメンを作り食べる。地下鉄でBroadwayへ行き銀行を探し、コインは替えてもらえなかったもののなんとか両替えをすませる。そしてPizzaを食べてセントラルパークの東側にあるメトロポリタン美術館へ。日本の美術館のように「これが目玉ですよ!」と分かるようなドラマチックな配置はされていないので、ツタンカーメンのマスクなどがあっけなく置いてあったりする。エジプトをじっくりと観ていて時計を見るとこのペースではとても見切れないことが分かり、ここからは流し見をしながら近現代美術の方を目指す。ピカソやダリをひと通り見て、閉館までまだもう少し時間があったので日本美術を目指す。が、日本美術は他に出ているのか早い時間に終わってしまうのか、閉まっていて観ることはできなかった。
 セントラルパークや高島屋ニューヨークやSONY PLAZAなどを眺めて時間を潰し、20:00にJAPUNKSのミーティングのあるVernonへ。ここにあるPeelander-ZとSpunksが共同で借りているスタジオで、JAPUNKS参加メンバーとミーティング。Blue3からはベイビー佐々木さんとブルースノウさん、54 Nude HoneysからはYuriさんとKotomeさん、ギトギトハスラーからはマネージャーの斉藤さん、そして主催バンドであるPeelander-Zのケンゴ氏とSpunksのハジメ氏が出席。尚、JAPUNKSとはNY在住の日本人バンド、Peelander-ZとSpunksが主催となって行われている日本人バンドのみによるイベントで、道産子アナルやギターウルフ、ゴーグルエースといったバンドがこれまでに参加しており、開催場所もアメリカ各地に渡っている。今回はフィラデルフィアとニュージャージーとNYCを上記の6バンドで廻ることになっている。タイムテーブルを渡され、諸注意を受ける。テクマ!としては着替えとメイクのために明るい場所が必要なのでその確認をして、つつがなくミーティング終了。
 帰宅するとZac、クミさん、Daiquiriのふたりの姿は無かったが書き置きが置いてあり、クミさんがつくったラザニアとサラダ、そして寿司を食べてくれとのこと。ひさびさの日本の米を堪能する。明太子が巻いてある巻寿司もあった。食ってビールを呑んでのんびりしているが、翌日からはドラマ続出の6連続ライヴだったので、これがアメリカでの最後の落ち着いた時間だったことに本人達は気付いていなかった。

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